管理人です。
ビジネス展開している人はオンライン・オフライン含めて、知名度高ければ正解である。勝ちである。という風潮が有ります。
この「知名度」が逆に作用する場合が有る事を知ってる貴方は情報強者です(笑
中には自ら炎上ネタ投下して悦入っている真正ドMも居ますが、満足してるのは当人だけで外野の人はネタマシーンとして認識してる訳です。
まあ、そのギャップが笑えるのですが。
で、ケーススタディとして飲食店のグルメサイト掲載問題が有ります。
最近では隠れ家系飲食店が某グルメサイト相手に起こした提訴問題でも注目されてますよね?
その是非はともかく、一般的には掲載されると客数は増えるようです。
で、ステマ含めた倫理問題も有りまして混沌状態です。
そもそも論として、「美味しさ」という部分で人の意見は参考になるのか? という部分も有ります。
ミシュラン等ならまだしも、普段ファーストフード食べてる、末端中の末端の一般人の評価ですよ。
下手すると味では無くて「店主の態度がエラそう」とか「混んでた」とか「価格が高い」とかで御託並べる連中ですよ。
まあ、一般の声は声ですが、本来の味の評価部分としてはどーなの?って話です。
最近話題の承認要求では無いですが、世間の流れに乗りたい。とか、流行の店美味しいと言われている店には顔出さないとダメ的なミーハー感覚に侵されている人が多いんですよね。グルメサイトに右往左往する人達って。
で、地元の常連に愛されている飲食店はそれ(グルメサイトで評価される)が一直線に駄目に繋がります。
新規客が急増する→馴染みの常連客が嫌がり疎遠になる→やがて新規客も一巡して他の店に移る→一度離れた常連客は戻り率が低い→元の売上から大幅に下がり採算悪化→倒産。
というパターンに陥ります。
このパターンは飲食店だけに言われる事ではなく「濃いユーザー」に支えられている事業形態には見受けられます。
ニッチユーザーに支えられている自覚の有るショップさんは改めて考える事象だと思います。
リアル店舗系の方で熱い経営論有りましたらコメント下さい。