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「フードデリバリーの出前館、黒字化不可能か?」 致命的な粗利の低さ・・。

管理人です。

株式会社出前館

東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号 リンクスクエア新宿11F

代表取締役社長 藤井 英雄
取締役 矢野 哲
社外取締役 富山 浩樹
社外取締役 森 一生
社外取締役 舛田 淳
社外取締役 坂上 亮介
常勤監査役 鈴木 孝光
監査役 赤塚 宏
監査役 辻 哲哉
監査役 落合 紀貴

https://demae-can.com/

フードデリバリーでウーバーとガチンコで戦う出前館が中々

赤字脱却の道筋が見えないようですが、

普通に利益構造を見るだけで「持続無理」な事が明白です。

まず、出前館経由の店舗の売上を1000円とすると出前館の手数料は250円です。

この中からデリバリー配達員の手数料も出しています。

その比率は80%です。200円ですね。

1000円の商品を運ぶとデリバリー手数料を200円支払う。

残りの50円が出前館の粗利ですね。

ここから広告経費や人件費(出前館スタッフのです)販管費全体を

賄っています。どう考えても事業として成立しません。

赤字は当然ですね。

競合が一切消えてなくなり、広告費含めた販促費がゼロで推移して

も難しいレベルだと思います。

唯一の可能性はデリバリーを切り離す事が可能かどうか?。
(店側スタッフなりデリバリー専門会社なりが代行)

その上で手数料を12%程度に下げる。

そうすれば純粋な粗利が1000円の商品を販売して120円です。

コストは自社の人件費と販管費だけですので、コストコントロールが上手に

行けば少し利益が出ると思います。

まぁ、それでも低利益率ですけどね。

粗利が低いこの手のネット代理サービスで利益出すのは徹底的な自動化です。

本体のスタッフも極限まで減らして広告費も出来るだけ少なくして・・。

それで成立する事業形態のみ生き残れます。

金融機関やVCが結構の額を突っ込んでますが、今から早急に回収計画を考えないと

大変な事になるかもしれませんね。

何か有りましたらコメント下さい。

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