管理人です。
車のイメージを変えるには塗装の他に「ラッピング」という手法も有るのですが、
ラッピング考えている人居ますか?
管理人は車ネタには比較的詳しいので明言しちゃいますが、
ズバリ「お勧めしません」。
何故、お勧めできないかを事実に基づいて話しますね。
以前、別の車系サイトで記事を代理執筆した時は関係事業者から苦情が来た程なので。
まぁ、事実なので仕方無いです(苦笑
但し、ラッピング自体を全面否定している訳では無いです。
その辺も最後の方に説明しますので最後までお読み下されば幸いです。
まず価格面です。
オールペンと比較して高いです。
ショップのシート品質、施工技術・他で多少前後しますが、下記程度はします。
セルシオ・クラウンクラスのセダンで80-90万。
最近人気のコンパクトSUVで60-70万。
アルファードクラスで90-100万。
フェラーリ、ランボルギーニだと120万前後程度です。
しかも耐用年数は屋内保管で3年程度です。
マフラー周辺とかは熱で捲れたり皺・変色したりする可能性も高いです。
また塗装とは異なり部分修復が不可能なので、区切りの範囲を張り直す必要が有ります
ので修復も高く付きます。
また野外で青空駐車だと非常に短期間しか持ちません。
メリットは全塗装とは違い売却時の査定額が下がらない。
また事実上、表面をシートで保護しているので飛び石の傷とか付き難く純正塗装の保護になる等々です。
また、いつでも剥がせば純正色に戻せるのも利点でしょう。
ただ管理人的には利点を差し引いても価格が高いと思います。
実際問題として密閉式のガレージを所有してないと無理ですし、
売却時の査定額云々も施工費用の高額さで帳消しにされます。
そもそも趣味性が高い車に対してするカスタムなので、いちいち売却時のメリット
を考慮して所有しているか? という事も有ります。
売却時のリセール気にする人はそもそもノーマルで乗り続けます。
飛び石とか表面保護の件ですが、どうしても気になる方は透明シートをフロントバンパー
周辺にだけラッピング施工する方法も有ります。
まぁ、施工金額の高さだけみたら2.3年に一度バンパー塗装した方が安いです(苦笑
管理人がお勧めするラッピングですが、部分施工ですね。
例えばルーフをカーボン化するラッピングとか。
ボンネットだけとか。ウィングだけとか。
なんちゃってカーボン化する時だけラッピングは良いと思います。
それと最後はド派手系にする場合。
バイナルとかグラフィックとかD1車両みたいにしたい場合は塗装よりやり易いです。
複雑なグラフィックの場合は今度は塗装の方が高くなるので。
また、それこそ塗装だと元に戻せないので色々とアレです。
ド派手なマシンは長期間乗り続けられないですからね。
期間限定的なビジュアルカスタムにはラッピング施工は向いています。
*D1やレース車両は殆どラッピングです。(ベースは塗装ですけどね)
そんな感じです。
予算は勿論、使用方法や保管環境、用途によりペイント・ラッピングかを吟味し、
場合によっては組み合わせていく感じでしょうか?
何か有ればコメントください。