投資ファンドには注意！　偽装ファンド横行。　「自分の金は自分で運用しましょう！」

管理人です。

定期的に「出資法違反」で逮捕される輩が居ますが、彼らは素人です。

最近では法的根拠を隠れ蓑にした「偽装ファンド」が増えていますので注意しましょうね。

一般的に村上ファンド的な超プロは適格機関投資家と言って、投資信託・機関投資家の資金を纏めて運用します。

又、信用性の担保の面も有り自己資金も投入します。

まあ、意味合いとしては「自分の金入れてない運用は信用出来ない」という事です。理屈はもっともです。

そこまでいかなくても大口の出資者からお金集めて運用する小規模ファンドも多いです。

で、プロの投資家が出資していれば一般投資家からも資金を集められる「プロ向けファンド」というものが最近問題になってる輩です。

プロ投資家というのは簡単に言えば「機関投資家」です。

その一人が出資してれば残りは一般人から資金集めても良いよ。というザルみたいな法令な訳です。

まあ、とは言え人数的な制限はあって49人以下となってます。

この手の法令あると抜け道考える輩は居る訳で機関投資家の名義だけ借りて名ばかりの出資だったり、50万程度出資させて実績作り

一般人から一人辺り数百万とっ散らかしたりする訳ですね。

当然、トラブル続発で「配当が出ない」「資金が返却されない」「満期迎えても戻ってこない」等々のお約束の問題が出て来ます。

金融庁の方でも規制強化考えてて、イタチごっこの感は有りますが、対策はしてない訳では有りません。

怪しい運用・虚偽説明で公表された業者は37有ります。

で、実際に機関投資家の出資が確認されたのは２５業者、出資額は何と数万程度というのが12業者居ます。50万超えた例は僅か4業者です。

機関投資家から100万超えた出資が有ったのはゼロ件。法令が悪用されてザル丸出しの実態が調査で判明したんですね。

具体的な機関投資家の出資比率・金額を設定して無い行政のミスです。

まさかここまで脱法的なファンドが横行しているとは思いもしなかったでしょうね。

これからは資金能力の数値的な証明や具体的な出資比率等で縛っていくと思います。

冷静に考えれば一般人向けの広告で無作為に資金提供募ってる段階で「嵌め込み感」満載なのでインチキファンドに気付くと思いますが、、。

情弱は法令云々より基本的なリテラシーの確保が先決の様です。

自分の資産は自分で運用する。

これが基本です。

他人に預けちゃ駄目です(苦笑